前世紀遺跡探訪<80s-バブル終焉>

80年代~バブル文化圏終焉(実質的なバブル崩壊は91年だが、バブルの延長的な空気が即終了したわけではないので90年代前半までとりあえずバブル文化圏と仮定しとく)の音楽や音楽をとりまく事象について、あれこれと。

1983年

沢田研二 - 晴れのちBLUE BOY (1983)

郷ひろみ@ジャパ〜ンは常に全身くまなく映る鏡に己が姿を映し、「お前は郷ひろみでいたくないのか」と自問自答して、あの体型を維持してるんだそうな。 キッツイ話だ。「郷ひろみ」でいるためにはその緊張感を一生持続させ続けなければならないわけで。ここ…

チェッカーズ - ギザギザハートの子守唄(1983)

少女漫画にキャラクター化されて描かれたミュージシャンは多い。 最多出場回数を誇るのは70年代グラムロック全盛期のデヴィッド・ボウイだろう。 大島弓子、木原敏江、山岸凉子らの70年代の作品には明らかにボウイが元ネタの脇キャラが多数登場する。 佐藤史…

尾崎豊 - 15の夜(1983)

尾崎豊と斉藤由貴の不倫が話題になった時(たしか1991年)、斉藤由貴が記者会見で発した言葉が印象的だった。 「彼と私は同志」。 いや耳を疑いましたよ。90年代になって「同志」って言葉聞くと思わなかったんで。 同志とは、「こころざしを同じくする仲間」…